宮津商店について
業務内容・企業理念
昭和13年,高岡鋳物発祥の地である金屋町から東へ入った千石町で
鋳物鍋を扱う卸問屋として開業したことが宮津商店の始まりです。
以後70年余にわたり,茶釜,鉄瓶,鋳物茶道具の分野において多くの
商品を企画製造し,地元の卓越した技術をもつ職人達や,山形県の
鋳物作家と共に,長くお使いいただける逸品をお届けしてまいりました。
鋳物茶道具製造のプロフェッショナルという日本でも数少ないカテゴリー
の会社として業界に貢献するべく努力を続けています。
近年では日本文化へ世界的な関心が高まっています。弊社では海外への輸出
にも対応しています。
「日本の手しごとの美」を日本のすべての世代へ,そして世界へと発信し
つづけます。
歴史と沿革
1938年 (昭和13年) |
初代宮津重治が高岡市横田町2丁目にて鍋釜を扱う卸業を開業する。 |
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1940年代~1950年 (昭和15年~25年頃) |
戦後の混乱期,高岡で生産されるアルミ鋳物の鍋を全国へ卸す業態を確立。 | |
1955年 (昭和30年)~ |
高度成長期に入り,文化的活動が見直されるとともに茶道,華道が盛んになる。 茶華道具の需要の高まりとともに,鋳銅製の茶華道具の製造販売業に徐々に移行してゆく。 |
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1973年 (昭和48年) |
交通の利便性を求め,国道8号線沿いの高岡市千石町(現在の所在地)へ 社屋を移転する。 銅製茶道具以外にも,山形在住の釜師の釜を販売開始。 |
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1974年 (昭和49年) |
山形県で工房を立ちあげたばかりの釜師菊地政光氏の代理店となる。 以後,政光氏の製作する茶釜をおもに取り扱う。 |
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2001年 (平成13年) |
高岡市の釜師喜多庄兵衛氏の代理店となる。 氏との協同で茶釜の製作に着手する。 |
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2014年 (平成25年) |
喜多庄兵衛氏の蝋型鉄瓶シリーズ発表。 | |
2015年 (平成26年) |
単独で初の海外展示会に出展(香港国際茶芸展】 とやま新事業創造基金地域資源ファンド事業者として認定される。 |
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2019年 (平成31年) |
創立80周年記念事業を行う。 |